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2011年6月30日木曜日

2回目の野田村行き 2--佐藤美紀



6時半、えぼし荘にギリギリ到着!
7時からえぼし荘体操2回目。
昨日より沢山の人達が参加~。

昨日やって良かったよ、と、言ってくれて再び参加してくださっている方々は、お風呂セット持参。
隣が大浴場なので、ストレッチして汗かいてから温泉♪というコースを設定。
完璧です。(笑)


社会教育事業団(?)の松川さんという女性からのメッセージが受付に。
今後、毎週金曜日午後、避難所内集会所でのびのび体操とセラバンド筋トレ、栄養相談、健康相談などをこれから行うとのこと。
ぜひ、そこでも、ダンサーによる体操をっ!と話しを進めていて、今回、何処かで会えないでしょうか?と思っていたところ。
松川さんもえぼし荘まで、来てくれていたらしいのですが、残念ながら、すれ違いに。
でも、受講者の声を聞き、ぜひ、今後、避難所内集会所でもやってくださいとの話になりました!

床+立の運動を40分とちょっと。
で、最後に、足首でマル~、膝でマル~、腰でマル~、肘でマル~、手首でマル~、頭でマル~って、やっていたら、まったけさんが盆踊りみたいだなっって言うので、じゃ、盆踊りしましょうかっ!ナニャドラヤ教えて下さいっ!って振ってみたら、皆様、踊る踊る。



男性が一人、手ぬぐい頭にまいて、なんとか踊りを披露するも、女性陣が一気に円になって踊り始めるっ。
流し踊りじゃん~って、男性はちょっとツマラナソウ。
女性は太鼓が必要!っといいつつ、お盆のウラをたたきながら、でも、踊る踊る。
20代の女性は知らないらしい。
40代以上の方々は皆様御存知だった。
今年は夏祭りもきっとできなからね・・・・と、さみしそう。

太鼓もお祭り道具も流されちゃったんだよね。


終了後、夕ごはんを頂き、まったけさんにチュウハイをご馳走になる。
ロビーで歓談。
ここで女性と飲むのはじめてだよぉ~っと、ちょっと嬉しそう。(笑)
震災時の写真などを拝見。

今欲しい物は草刈機。
これから余計に必要なもの。

漁師の朝は早く、船はなくても、漁師の生活。
朝から草むしりしたり、家を見に行ったり、海を掃除したり、結構忙しい。

まったけさんの日本語はあまり訛りもなく、聞き取りやすいな、と、思っていたら、高円寺に住んでいたこともあるらしい。
大工だったんだって!
野田村に婿に来たんだって!
そっか!
で、納得。
この村に生まれ育ったとは思えなかったんだ。
このセルフ・プロデュース能力。
ブログの書き方。


お風呂は2種類あって、男性/女性が日替わりになっている。
温泉浸かっておやすみなさい~


6/11
3日目は、北リアスの現地事務所開設準備室OPEN式典に参加。
野田村内で迷子にならないように、八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生と野田駅で待ち合わせ。
二人に会う前に、写真を撮りに線路を歩いていると(電車は動いていないと思っていた)ホームにいたおじいさんが、そろそろ電車くるよーっと、教えてくれる。
えっ!電車うごいているの?
だって野田の海岸沿いは、流されちゃって線路ないんだヨォー
流された方向とは逆側、久慈という隣街と野田村間、1駅ぶんだけ、1日にホンの数本動いているらしい。
利用客は2人とか、だけど。。。。
悪循環のサンプルだな。
本数が少なすぎて、使いにくい。使わない。赤字路線。余計本数が減る。余計に使わない。
でも、久慈の街は村よりかなり大きいので、必要な人もいるだろうに、ね。
可愛い電車をパチリ。

八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生と、他にも函館高専の先生たちと合流。
駅でお弁当などを購入。
ついでに、雑穀類も購入。
またやってしまった、食材の買出しw


北リアスとは・・・は、前に書いたよね。
野田村名士と思われる、貫牛利一さん宅敷地内にプレハブの小屋を。
ここは、村の中でも大きい仮設住宅が集まっている中学校裏へ徒歩5分、という立地。

式典。取材もきている様子。
翌日の地方新聞にでる。
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201106/h1106125.html
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/06/11/new1106112101.htm

午後は、中学校仮設横で、お好み焼き&たこ焼きを振舞い、フリーマケット開催。
お好み焼き&たこ焼きには、すごい行列が出来てるっ!
準備も万端とは言えずで遅いっっていうのは、あるけど。でも、みんな、並ぶのに慣れてしまっているのだろうな。
折角たくさんの人が集まっているから、立って並びながらできるストレッチでも?ともおもうが、午後の日差しがとても強く、直射日光を浴びているところでは、ちょっと、あまり、よろしくない。
先週の6度とはうって変わって、20度超え。

本日の野外はパス。

そう、なぜちょっとでもストレッチとかって思ったかというと、どうも、えぼし荘体操が噂になっているらしい(笑)
この昼間に行われる村役場エリアイベントや何かと情報が混ざり、昼間どっかでやるんでしょー、行くよ~って、言ってくれた人が・・・ 何のことだ???と、私たち。(笑)

小さな村ですから、クチコミは早いっす。

フリーマケットでは、お野菜や乾物、食品、衣類、ストーブ、寝袋、ナドナド。
膝掛けなどの布物も人気。

しかし、皆さん、よく並びます。
1時間平気で並ぶ。
そういう環境になってしまっているのだろうな。

すこし話した男性のことば。
もうワシは作業ズボンが2本もあれば、大丈夫だけど、仮設に沢山の物を積み上げている人もいる。
そんなに使わないだろうに、と、いう人も。
でも、本当に、何にもなくなっちゃってね。

一人暮らしのお年寄り達が、引き篭もらないように、少しでも、出てきて、話す環境をつくっていかないと。
今の仮設住宅は、対話をしにくい構造のようにしか見えない。
ご近所ネットワークが大事なのに。

ものは集まっていると言われているけど、大根1本に並ぶ主婦たち。
生活は甘くない。

仕事はなくなってしまった人が大半の中、光熱費も食費もかかるのだから、大変だろうに。

そして、仮設の周りでは、犬が繋がれている。
家の中では飼えず、で、近くに繋いでいるのね。


生活を垣間見て、片付けの目処がたったところで、失礼する。
皆様はこのあと、久慈で打上げというか、宴席を設けているらしいが、私達にはえぼし荘が待っているっ!
それに、その前に、苫屋さんに行かなくてはっ!


で、苫屋さんに向かう。
今日はやっていて良かったー。
素晴らしい店内。
美味しい自家焙煎のコーヒーとお手製ケーキを頂く。
お話をすると、奥様の久美子さんは、本日の中学校裏仮設でハンドマッサージをしていらしたらしい。
気がつかなかったわ!

仮設での生活をどう支えていくか、村でのネットワークづくりを考えている一人で、仮設内にある唯一の集会所で月曜日午後にアクセサリー作りやハーブティーづくりを計画中とのこと。
久美子さんとやりとりを頻繁にして情報交換したいところだけど、なにしろInternetどころか電話もない。。。
お手紙です。
野田村復興祭りのこと、その発起人の人たちの話を聞く。
東京在住らしいので、帰京後、話をしてみることに。
(その人は、苫屋さんに宿泊とのことでしたが、会えなかった。)

話が盛り上がりすぎ。
慌ててえぼし荘に戻る。

ストレッチ3日目。

みなさま、お疲れ様です。
急に3日も連続で、カラダ、大丈夫ですか?(笑)
あまり急に連続するのも、どうかしら? と、思いつつ。。。
3日目は少し軽めに。
昨日が大変だったかな。

終わってからも、話込んでしまいました。
早く夕食を食べてくださいーーって、スタッフからの視線を感じ、話を切り上げ、夕食へ。
ロビーでまったけさんにビールをご馳走になる。

私のmacいいなぁ~って。
それ、置いていっても良いよって。(苦笑)
パソコンも欲しいんだよね。みんな。
流されちゃったんだもんね。

これはあげられないけど、探してみるよ、と、約束。

写真展用のスチレンボードも送るよ、と、約束。

翌朝、最後の挨拶して、帰るからね、と、約束。


6/12
お寝坊さんの私たちが朝御飯を食べていると、一仕事を終えたまったけさんが、帰る前に、船を見せてくれると。
1艘だけ残った船。

そういえば、3人で撮った写真がなかったね、とパチリ。

孵化場やその周りを見学し、バイバイ。

また来るからね。


野田村内、役場近く、写真室を見る。
ココでばったり、永田さんと、南風堂の人に会う。ボランティア作業中だった。
この記事は、初回野田村に来る前に読んでいた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110525/dst11052507500004-n1.htm
ココに書かれている浅田政志さんの友人が、南風堂の彼女とのこと。
海水に浸かってしまった写真は、すぐに処置しないとどんどん劣化してしまう。
カビも生えてしまうし。
写真再生のボランティア。

作業ズボン姿のおばあさまが拾ったばかりの写真を届けに来てくれる。
その場で洗う。

永田さん達に、また夜にね、と、言って別れる。

先に八戸に戻るよ。


八戸の大物に会い、弁スタ見学。

駅でお茶して、一緒に旅をしていた神前さんとおわかれ。

今夜は八戸の温泉付きのスーパーホテル、温泉は狭いけど(男性用のほうが広いらしい)快適。
枕が選べるのがスーパー。

はっちに寄って、ちょっとお話。見学。
codomo hacchi!
ホント、ココ好き。


一足早く、南風堂に向かおうとハッチを出たところで河村先生に遭遇。
南風堂で飲みながら話す。
後から、渡邉さん、大澤さん、弁さん合流。
そのまた後から、かぐや姫ならぬ、がくや姫のライブに行かれていた面々が合流。
八戸には、この、なんちゃってバンドが多数あるらしい・・・

後から合流メンバーは数が多すぎて覚えていませんっ!
渥美先生、矢守さん、永田さん、、、、、



6/12
先日と同じ、朝10時の新幹線に飛び乗り、再び、盛岡。
80歳のストレッチ(笑)
帰京。

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