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2012年2月6日月曜日

生島翔:活動報告

気仙沼は親父の故郷でもあり、もちろん幼少期に私自身何度も来たこともあり、今回の震災では非常に心を痛めた。
しかし、東京で育ったので、親族はいるも のの、個人的付き合いのある友達や知人がいるわけではなく、どのように気仙沼と関わっていこうか頭を悩ませていたとき、JCDNの話を聞き、微力ながらも 力添えをさせて頂いている。
JCDNを含め、仕事や他のボランティア活動で気仙沼に足を運ぶ機会も増え、自分のルーツ探しも兼ね合わせながら、昨年より 東北の方々と心とからだを通わせてもらっている。この場を借りて今一度このような機会を与えて下さったJCDNさんに感謝の意を表したいと思います。

さて、実際の活動内容ですが、今回は初めて一人で活動を行なってきました。
前回は佐藤美紀さんとミュージシャンの平島さんと気仙沼総合体育館仮設所の集 会所の落成記念とクリスマスパーティーを兼ねたものでしたが、今回は新年会とのことで、お祝い事に呼ばれること早2回。雛祭りも来て下さい、と総合体育館 のほうからお誘いを頂くなど、祭りと共に東北にお邪魔しています。
やはり、民俗学者の折口信夫さんがおっしゃられた通り、踊りと祭りは切っても切れない 関係なんだな、などと考えながら一ノ関から車を走らせました。
是非、東北の民族舞踏を学びたいし盆踊りなどにも参加できれば、などと夢膨らませていると、気 が付けば当たりは真っ暗。
何度も来たことのある気仙沼も、震災の影響(特に電灯の少なさ)と一人でいるという心細さから様相を変え、不安で何度も面瀬ふ れあい住宅の木原さんに電話をかけてしまいました。

また、今回初めて夕方/夜の時間帯での活動でしたので、どんな雰囲気かとドキドキしながら入って行くと、総合体育館の時の3−4倍はあろう広いスペースで、20人程の方が寿司とビールと飲んで歓談していました(笑)。
夕食の後に運動をする、ということでしたので、皆さんのお話しを伺いながら、私もご相伴に預かりしました。 今回は平均年齢がグッと下がり、かなり動けそうな方が多く、子供も8人いたので、色々なストレッチを教えました。
人気があったのは、足を組んで上半身を前方に傾ける臀部のストレッチで、「これならテレビを見ながらできる」と喜んで頂きました。
子供はやたりにヨガのポーズを教えてくれとせがまれました。
新年会ということでしたので、皆さん多少お酒も入っていたので、あまり血液の循環を高めるような運動は避け、静止した状態でのストレッチを重点的に行ないました。
また、呼吸法も取り入れ“ながら”健康法のようなものを行なってきました。

最後に子供達と weight sharingをやりましたが、途中からはジャム状態になり、各々が踊りたいように踊る、というような形になりました。
しかし、ほとんどの子供達が体を動かすことに興味があり、ゲームなどをするより走り回っているのをみて安心しました。 

少しでも体を動かすことに興味を持って頂けて、非常に嬉しかったです。興味のないこと、楽しくないことは続かないことが多いので、楽しく皆さんと運動できたので、気持ちよく帰路につけました。
 




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