新潟から仙台へバス移動。
仙台メディアテークにて、スピーカーマイクを受け取る。
街中はいたって平常を取り戻した模様。ショッピングに人が出ている。
メディアテークも7階部分以外はオープン済み。
図書館にはたくさんの人。いつもこんなに混んでいるらしい。
メディアテークでは震災をどう記録するかなど、次へのステップが始まっているようだった。
午後、会津若松にいた佐東範一さんと合流し、八戸へ。
道中、打合せ&野田村のお祭りや津波の映像などをyoutubeでチェック。
八戸は駅から市街地が遠いらしい。
知らなかった。八戸のはっちに宿泊。
この施設、素晴らしいですね。
高校生が勝手に好きな場所で勉強しているのがいい。
地元の人達が何気なく入ってくるのがいい。
中央吹抜けでは、タレルが見れるのがいい。(笑、映像あり。要チェックです。)
その日の夕方、野田村でボランティア活動を活発におこなっている『チーム
北リアス』の八戸高専の河村先生、京都大学の永田先生、はっちの渡邉さんと打合せ。翌日の野田村イベントについて、概略を聞く。
渡邉さんのところには、仙台からSTOMPメンバーによるボディリズムワークショップなどを被災地で行う話など持ち込まれている様子。
この『はっち』は本年2月11日にオープンしたとのこと。その丁度1ヶ月後の3月11日には避難所となる。
被災地に向かう北からの玄関としても『はっち』には機能して欲しいなど、話す。
八戸高専の方々は、かなりの頻度で野田村に通っている様子。
ボランティア・センターを通す活動だけでなく、若い母親の為に子供と遊ぶなどを日曜日に行ってるらしい。
翌日のイベント概要・・・
80イベント(ハチマル→ハジマル→始まる)
震災から丁度、80日目。
被災者達がボランティア達に日頃の感謝をすべく炊き出しを行うという。
八戸高専の方々が、足湯+ハンドマッサージを行うので、そのとなり(?)などでストレッチを行う。
様子を見ながらワークショップやパフォーマンスに展開か???
実際のところ、まったく状況は想像できず。行けばわかるよね?という感じ。
『チーム 北リアス』とは・・・八戸市、弘前市、関西の諸団体(八戸高専、弘前大学人文学部、大阪大学、関西学院大学、京都大学、(特)
日本災害救援ボランティアネットワークなど)、および、全国の有志の皆様が中心となったボランティアネットワークです。
場所を変えての顔合わせ(?)には、八戸高専の斎先生、弁さん、大澤さんナドナド・・・把握しきれませんでした。。。ごめんなさい。
5/29
翌朝7時、東京から平島さん、到着。
今回、かなり無理なスケジュールを依頼してしまった。
彼は土曜日の夜まで本番で、そのまま夜行バスに飛乗り、八戸入り。朝7時着。
そうそう、バスがちゃんと街中を通過することに前日のMTG中に気がついて良かったよ。
そうでないと、八戸駅からどうやって来てもらうか悩むところだったからね。
で、彼はいきなり『はっち』に登場し、荷物を置き、佐東さんのいれていた朝のコーヒーを飲んでいた。
ちょっと寒いので、私はお風呂に入る。
8時半、はっち出発。
弁さんの運転する車に、佐東さん、永田先生、大澤さん、平島、佐藤。
サトウが二人でメンドクサイ現場になっていた。。。
ミキさんとノリさんで、と言ったけどノリさんって・・・呼びにくいらしい(笑)
残念ながら、雨。
途中、道の駅にてお買い物。
ヤバイ。買い過ぎる。食べる物が全て美味しそうで、買いまくり。
(ココロの中で、ここにお金落とすのも経済効果♪経済効果♪といい訳しつつ・・・)
久慈という小さな街を過ぎ(後から分かるけど、ここがボランティアの本拠地となっている様子。)野田村に入る。
その、丁度境界ぐらいに瓦礫の山が。
村役場前あたりは、本当に何もない。
何もないエリアに瓦礫の山、山、山。
変な話、写真とおんなじ。この1カットだけだと、ネットでみた写真とおんなじ。
でも、こんな風景がず~~~っと繋がっているのを目の当たりにし(特に2回目の宮古行き道中)これが500kmだか800kmだか続いていることを考えると、ぞ~っとする。
ニュースで見る『今回の被災は広範囲にわたっているため・・・・が遅れ・・・・』なんだか、この広範囲というコトバだけでは、足りないような気がする。広範囲の意味をきちんと伝えられないんじゃないかしら?
そんなことを考えつつ、村役場へ。
ボランティアや炊き出しの準備隊が到着する中、ワタクシ達は八戸高専の河村先生が予約されていた社会教育会館(で、あってるかな?)2階、会場へ。ここの1階ではお米を配布していた。
気温は下がっているし雨も降っている。
そんな環境の中、使う部屋はPタイルで床が冷たい。
普段はみんなが土足で出入りする部屋。小さな舞台が付いていてそこは木だけど、狭いな。。。
う~ん・・・ここで床に座ってのストレッチは無理!っと判断。
みなさんと相談しエリアを決め、舞台上の荷物類をまとめて移動し、半分を床も使える空間に。ここはねっころがれる。
それ以外のPタイル空間は、椅子を使ってのストレッチを中心に行うことに。
それでも、靴は脱いで欲しいので、土足禁止エリアを設ける。
大掃除。ありがとう!八戸高専の生徒たち!!! こういう時人数がいると、本当に助かるっ!
一人だったら、泣いていたわ。
足湯チームもお湯を沸かして、準備ほぼ完了。
この時の予定では1セッションが30-40分のストレッチを想定。
外でセレモニーも始まり、開会のことば。
まだ、人は来ないだろうと、イベントの中心部へ行く。
そのまま、炊き出しが始まり、今のうちに少し食べましょう!と、炊き出しを頂く。
有名な中華料理の先生(?)作成の中華丼はすごい列!
なんとなく、空いている所のおうどんと、焼肉丼?をシェア。
しっかし寒いなぁ~。
とっくりセーターに革ジャン持ってて良かった!!!
そして、食べてばかりいてはいけない。
仕事に来たんですよー。
お客さん、来るかな?
炊き出しエリアでは、久慈のアーティストによるライブが始まる様子。
ここから、社会教育会館まで、移動する村人はどれくらいいいるだろう?
まず、雨に濡れる。
地面はドロドロ、水たまり。
救いは2:46pmの地震があった時間に沢山の風船をあげるので、それを楽しみにきている人も多いということ。
と、いうことは、うま~く誘導出来れば、時間はある・・・(この時12時頃)
誘導作戦を佐東さんと大澤さん、弁さんに託し、仙台で借りてきたマイクセットを呼びこみに使ってもらう。
何時からストレッチ~と言っても難しそうな状況だったので、やりっぱなしスタイルに。
つまり、いつ来て入っても、いつ抜けても良いよ!という方法に。
この方法と椅子使用だったので、足湯を目的に来た人が、足湯待ちの間に参加してくれるというローテーションが出来上がる。
中には、足湯の後にも参加してくれた方々も!
嬉しー
子供が入った時は床でも。
母がかなり喜んでくれた。
そして、地元のおばあさまのお話も少しづつ聞けて。良かったー
最後に八戸高専メンバーが入ってみんなで・・・
これ、違うことやればよかったね。
はじめちょっとジャズダンスっぽい人が動きたい~って、来たので、アイソレーションはじめてしまったのよね・・・
でも、高専チームだったら、別のことやったのに~~~
アイソレーションの後に、○△□とかしたかったのに、そこまでやる時間が無くなってしまったのよねーーー
あそこで、5分でも無理にやれば良かった。後悔の巻。またいつか何処かで。
そんなこんなで、同時に最高20人近くの方がうけてくれる、椅子でのストレッチ。
2時間とちょっとやっていた感じでしょうか。
延べ人数わかりません・・・50人ぐらい?
メインイベントの風船時間前に、広場に行く。
私も風船を手にする。
2:46 ピストル音で風船を空に。
映像も撮る。
戻っておかたづけ。
そのあと、野田村教育委員会、教育長と会うことが出来た。
今回のサポートをしてくれているアメリカの会社、ブルームバーグさんからのお預かりカード(アメリカの子供たちが日本の子供達に書いた、メッセージカード)を無事に渡す事が出来、記念写真も撮れた。
途中、道の駅に再び寄り、八戸に戻る。
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